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3回目の解雇通知  

 44歳 男 (トラック運転手 )


平成○○年7月末、私の労働争議は解決しました。
ここまで来るには労働組合、勤務先、上司などと多くのいきさつがありました。
これから個人加盟労働組合に加入しようとしている労働者の皆さんの参考になればと労働争議を振り返ってみます。
私は千葉市緑区にある個人加盟労働組合Kの組合員でした。
ここは私のように運送業関係の組合員が主体の組合でした。
1回目の解雇は平成○○年5月27日勤務している会社、M社千葉営業所・所長より通告を受けました。
6月2日組合員4名でM社千葉営業所に行き、所長と交渉を行いました。
所長は本社に解雇の件について報告をしていなかったのです。
独断での解雇決定に対し組合に押しかけられ解雇を撤回しました。

2回目は平成○○年3月14日(月)でした。理由は以下の4点でした。
@ 労働組合への勧誘を行った。A 配車拒否
B スピード違反。C 労働者同士のトラブル
3月17日(木)に団体交渉申入れ書を作成しました。
3月24日(木)にM社千葉営業所での団体交渉を要求しましたところ、3月19日(土)M社の取締役と所長がK労働組合の事務所に訪れました。
その時話し合いが持たれ、私も同席しました。
その結果、解雇撤回となりました。
面接時に約束した賃金の履行を求め会社も同意しました。私はその時の話し合いが不満でした。
K労働組合の書記長とM社取締役、所長の間に闘う姿勢が見えなかったからです。
その話し合いの後、その日すぐ私はユニオン千葉に相談に行きました。
委員長は長い時間話を聞いてくれました。
ただK労働組合に加入しているのだから労働問題が発生したら必ずK労働組合に相談して下さいと言われました。

4月になっても会社が同意した賃金の履行が行われませんでした。
K労働組合の書記長に約束通りしてくれるよう会社に交渉してほしいと再三お願いしました。
いつまでたっても書記長から何の連絡もありませんでした。しびれをきらした私はK労働組合に脱会届を提出しました。そしてユニオン千葉に加入したいと委員長に連絡しました。
委員長はいままでK労働組合があなたの労働争議を手がけて来たのだからここでユニオン千葉に変わるのは問題がある、私がK労働組合の書記長に話をして会社と交渉してもらうように依頼すると言ってくれました。
4月19日朝、ユニオン千葉の委員長がK労働組合の書記長に電話し私の団体交渉をしてくれるよう依頼しました。その時の話では脱会届は出ているが執行委員会でまだ決定していない、団体交渉をするかは私の会社で同じ組合員になっているSさんと相談して決めるとの事でした。
委員長よりK労働組合がやってくれるかもしれないのでユニオン千葉への加入は少し待って欲しいと言われました。

4月21日Sさんより電話が入り午前中にK労働組合事務所で所長と書記長が話し合いを行い、私が脱会したので書記長が守りきれないと言っていたとの事を聞きました。
その件はユニオン千葉の委員長に電話しました。
委員長はすぐK労働組合の書記長に電話したのですが何度かけても出ないのでメールを送ってくれました。
メールの原文は以下の通りです。
「先日電話しましたユニオン千葉執行委員長の○○です。Kさんの団体交渉実施をお願いしていましたが、団体交渉の実施の時は○○が応援可能でしたら出席させていただきます。
個人加盟の労働組合は共同で労働争議に対処するのは普通の事です。
ぜひ声をかけてください。
今後もお互い協力して労働争議解決のため頑張りましょう」
メールに対する回答は無く、その後何回電話をしても通じなかったようです。

4月22日(金)所長より解雇予告通知書を渡されました。解雇予告通知書には次のように書かれていました。
「労働基準法の規定により、当社は貴殿に対し解雇を予告します。貴殿は当社就業規則第56条2項を根拠に、平成○○年5月21日をもって解雇いたします。
第56条2項は次の通りです。
従業員の就業状況が著しく不良で就業に適さないと認められる場合」
この件はすぐユニオン千葉の委員長に電話し、4月23日(土)ユニオン千葉に行き加入しました。
団体交渉は5月18日(水)四街道文化センターで行われました。会社側はM社取締役と千葉営業所・所長が出席しました。

この会社では都合3回の解雇通告を受けました。
所長との折り合いが悪いのが大きな原因でした。
所長が手配する配車への不満、特に社内の女性運転手だけ優遇しているのが不満だったのです。
それを社内の親しい運転手にメールで愚痴をこぼしていました。
その運転手が所長にメールを見せた事から所長との間が険悪になったのです。
解雇を言われた時腹が立って所長に怒鳴りました。
そしたら何を勘違いしたのか家族が危険にさらされると警察に相談に行ったと団体交渉の席で繰り返し言っていました。
室内の団体交渉の席にサングラスで現れたのも驚きました。
気が小さくて度胸の無いのを少し馬鹿にしていたことがあったのかもしれません。
それが所長に気に入らなかったかもしれないとちょっと反省しました。

解雇撤回はできませんでしたが解雇に対する慰謝料(解決金)と残業代の話はM社取締役が前向きに発言してくれました。
1回目の団体交渉の後ユニオン千葉委員長とM社取締役の間で何十回も打ち合わせが行われました。
打ち合わせはほとんどFAXで行われ、その都度内容はメール、添付ファイルなどで私に連絡してくれました。
K労働組合ではどんな交渉をしているか一切わからなかったのですがユニオン千葉では交渉の経過が手に取るようにわかりました。
6月21日(火)2回目の団体交渉が四街道文化センターで行われました。
M社取締役は1回目と同じように紳士的に誠意を持って対応してくれました。
そして7月15日(金)付けの合意書が結ばれました。
私は今回の解決に十分満足しています。

K労働組合の書記長は決して悪い人ではありません。
K労働組合の組合事務所は書記長の自宅にありましたから奥さんもいろいろ心配してくれました。
おだやかな人柄で親しみが持て私も一時はK労働組合の為、掲示板のビラ張りなどを積極的にやりました。
ただ組合員に何も知らせず会社と個人交渉をしているのがとても不満でした。
会社と積極的に闘う姿勢がないのも不満でした。
ユニオン千葉の委員長については詳しく知りません。
組合員の団体交渉に出席した時、すごい態度で会社側弁護士とやりあっているのを見て恐ろしかったほどです。
K労働組合の書記長は「やさしい書記長」だとすればユニオン千葉の委員長は「闘う委員長」でした。

これからの長い人生またいつ労働問題が発生するかわかりません。
ユニオン千葉には長く組合員としている予定です。
組合員のIさん、Nさん、団体交渉に応援いただき有り難うございました。